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puuhonua-o-honaunau-001.jpg




Pu`uhonua O Honaunau』(プウホヌア・オ・ホナウナウ)




Honaunauとはハワイ語で『逃れの地』、『聖域』という意味だそうだ。


ハワイといえば、穏やかで陽気なイメージを持つのだが、
昔のハワイはそのイメージとは随分違うらしい。



ハワイ王朝があった時代。
かつてのハワイは王族が人々を支配していたのである。


そしてその王族達は、神々の子孫とみなされていた。
神々から伝えられていた強い霊力(マナ)を持っていると考えられていたからである。

王族達は法律制度のような戒律-----“カプ”と云われるものを創り
それを使ってハワイに住む人々を支配していたのである。


この王族が作った“カプ”の内容は非常に厳しいものであった。


例えば

男女が一緒に食事をとることを禁じる戒律
一切の音を立ててはいけない戒律など
多岐にわたり様々なルールが定められていたのである。


この“カプ”を破ったものはどうなるのか-----------。


破ったものは「神に背いた者」、すなわち「死」を意味しており
誰もこの罪から逃れることが出来なかったそうだ。
それが故意ではなく、たとえ事故であっても。



余りに厳しいこの戒律に、ある時王族の一部が救いの場所を作ることにした。
この厳しい「戒律」と「罪」から犯罪者が逃れ、生き延びれるようにという願いを込めて・・・・。


それが 逃れの地、『Pu`uhonua O Honaunau』(プウホヌア・オ・ホナウナウ)である。


しかし、犯罪者と敗残兵が、この聖域に辿り着くまでには大きな難関があった。
聖域の周りは王族や僧侶達が住んでいたのである。


追っ手を振り切ってプウホヌアに辿り着くには並大抵のことではなかった。
逃亡した兵士達、そして罪を犯したもの達は、海を泳ぎ、北方からのみ
ひっそりと逃れの地へ向かった。

ここに辿り着けば全ての罪から開放され、命が救われる。
命をかけてこの場所へと辿り着いたものだけが手に入れることの出来る安息の聖地・・・


この聖地を目指した人達はどんな思いでこの地へ向かったのだろう。
途中で力尽きた人も数多くいるだろう。



逃れの地の近くに来たとき、一瞬にして土地の放つエネルギーが替わった事に気がついた。
そこにあったのは、やわらかく、そして自愛に満ちたエネルギーで
この地球上のエネルギーではなく、宇宙の深いエネルギーだったのである。


無題





逃れの地を散策していると
ティキ経ちが海を真っ直ぐ見つめていた。
まるで逃れてきた人々を迎え入れるのを待っているかのように。


ここの場所には宇宙のかけらが沢山散りばめられていて
自分の心が開放されてゆくのが分かった。


真っ青な海に向かってこの穏やかな土地に深く癒しの祈りを捧げた。






逃れの地を離れ、タクシーでホテルへ帰る途中
私は突然睡魔に襲われ、いつの間にかすっかり眠ってしまった。


目覚めると身体と心がすっきりと軽くなった事に気が付き驚いた。

あんなにもボンヤリと霞んでいた思考がハッキリし、
疲れきっていた身体がエネルギーに満ち溢れていたからである。


きっと緊張しきっていた私の心と身体をほぐし
エネルギーチャージをしてくれたのかもしれないと思い
心の中で深くお礼を言ったのだった。



さて今日はワークショップ2日目。

どんな学びと出会いが待っているのだろう。



昨日まで重いと感じていたコンファレンスセンターのドアノブを握り締め
軽やかに扉を空けた。


(END)
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